[原子力産業新聞] 2003年1月16日 第2169号 <4面>

[GE横河メディカルシステム] 新型超音波診断装置を発売

GE横河メディカルシステム(GEYMS)は8日、ノートブックタイプの可搬型フルデジタル汎用超音波診断装置「LOGIQ Book」(=写真)を大学病院、基幹病院およびクリニックまでの幅広い医療施設を対象に販売すると発表した。

従来の可搬型超音波診断装置は、小型かつ安価な装置として医療現場で活用されていたが、臨床的な機能面においてはスクリーニング(精査が必要か否かを見極める検査)のための機種がほとんどだったため、高画質・高精度の診断を行うには、再度上位機種での診断が必要だった。

同社のLOGIQ Bookは、幅32.5センチ、奥行き26.8センチ、高さ7センチ、重さ4キログラムと、同社の超音波診断装置の中で最小・最軽量を実現しているにもかかわらず、上位機種に導入した米国GE社の「Truscan Architecture」機能を搭載したため、検査室にとどまらず、病院外来での一次検査、病棟、救急、手術室、血管造影撮影室、検診、人間ドックなど、あらゆる場所での超音波検査の施行を可能としたほか、在宅診療、訪問看護、野外医療活動などへの適用にも道を開いた。さらに省スペース化が可能なため、クリニックなどにおけるカラー超音波診断の普及も加速すると予測している。

同機はまた、プリンタなど記録装置への一括後処理を可能にするため、4000枚以上の静止画や動画を保存可能とする、20GBの大容量ハードディスクも搭載している。価格は1200万円。GEYMSでは、初年度の国内販売目標千台を掲げている。


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