[原子力産業新聞] 2003年1月23日 第2170号 <2面>

[原子力安全・保安院] 定検結果を安全委に報告

経済産業省原子力安全・保安院は20日、原子力発電所の定期検査結果について取りまとめ、同日、原子力安全委員会に報告した。今回対象となったのは、日本原子力発電の敦賀2、東京電力の福島第一・6、同第二・2、柏崎刈羽7、関西電力の美浜2、中国電力の島根1、四国電力の伊方3、九州電力の玄海1の、計8基の定検。

保安院ではこれらについて、柏崎刈羽7号機の燃料集合体2体に漏洩が認められた以外は「異常は認められなかった」とし、定検に係わる作業は「法令に基づく線量限度内で実施された」とし、安全委に報告した。


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