[原子力産業新聞] 2002年2月6日 第2172号 <5面>

[四国電力] 東欧、ロシアから研修生を受け入れ

四国電力は3日、4日の両日、経済産業省主催の「原子力発電所安全管理等国際研修」として、ロシア、ウクライナ、ブルガリアから4名の研修生を、原子力保安研修所および伊方発電所で受け入れ、原子力発電所の機械設備の診断技術全般について研修を行った。3日には原子力保安研修所研修・視察を、また4日には伊方発電所視察をそれぞれ行った。

この研修は、昨年度(2001年度)まで行われた経済産業省主催「原子力発電所運転管理等国際研修(通称「1000人研修」)」の後を受けたもので、今回の研修はその成果を踏まえ、原子力施設の運転、保守、検査等に関する技術的内容の充実を図ったものになっている。四国電力の「1000人研修」による原子力研修生の受け入れは、延べ15回、110人を数える。


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