[原子力産業新聞] 2003年2月6日 第2172号 <5面>

[原安協] 維持基準などテーマに

原子力安全研究協会は3月6日、7日の両日、第34回「原子力発電に関する安全特別セミナー」を東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催する。

同セミナーは、原子力関連事業に従事する管理職の人々を対象に開かれるもの。

講師と参加者の意見交換を重視した構成となっている。

講演内容は、「原子力安全に係わる最近の諸事情に関する所感」(佐藤一男・原安協理事長)、「原子力安全委員会の現状と今後の活動」(飛岡利明・原子力安全委員会委員)、「原子力安全規制行政の課題と展望」(中村進・資源エネ庁原子力安全・保安院首席統括安全審査官)、「保障措置の現状と課題について」(佐伯浩治・文科省原子力安全課保障措置室長)、「原子力安全における品質保証・検査・規制の意義」(飯塚悦功・東大院教授)、「放射線の人体影響と発がん研究」(神谷研二・広島大学原爆放射線医科学研究所教授)、「核燃料サイクル政策について」(竹内哲夫・原子力委員会委員)、「原子力政策の現状と今後(仮題)」(原山保人・資源エネ庁原子力政策課長)、「エネルギー需給の長期展望と原子力利用」(佐藤治・原研エネルギーシステム研究部システム評価研究グループリーダー)、「国民に信頼される安全行政とは」(竹内敬二・朝日新聞論説委員)、「原子力の当面の課題」(近藤駿介東大院教授)を予定している。

定員は50名(申込み順)。参加費(受講料、テキスト代、昼食代、懇親パーティ代含む、税別)は7万2000円。申込み締切りは2月24日。

申込み・問合せは、同協会(電話03-5470-1981)まで。


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