[原子力産業新聞] 2003年2月20日 第2174号 <2面>

[保安院] 福一・福二でダブルチェック諮問

原子力安全・保安院は17日、昨年7月5日付けで東京電力から申請のあった福島第一原子力発電所2号機から6号機までについて残留熱除去系の蒸気凝縮系の機能を削除する等の原子炉設置変更申請について、技術基準等の適合しているなどの見解をまとめて原子力安全委員会、原子力委員会にそれぞれダブルチェック諮問した。 同2号機については、保守性と省電力を高めるため、冷却材再循環ポンプ電源装置を現行のMGセットから静止形電源に変更する申請もあわせて諮問された。

また、保安院は同日、福島第二原子力発電所1号、2号、3号及び4号機の各プラントについても残留熱除去系の蒸気凝縮モードの機能を削除する等の変更申請について、妥当との判断を行い、両委員会にダブルチェック諮問した。


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