[原子力産業新聞] 2003年3月6日 第2176号 <1面>

[資源エネルギー庁] エネ国民会議開く

資源エネルギー庁が主催する「エネルギー・にっぽん国民会議in大阪」が二日、大阪市で開催された。

エネルギーの消費地域と供給地域の住民が相互に理解を深めてもらうため開かれたもので、パネル討論に平沼赳夫経済産業相が出席し、太田房江・大阪府知事や栗田幸雄・福井県知事、山口柾義・青森県副知事とエネルギー問題をめぐり意見を交わした。

討論では、平沼経済相が世界と日本のエネルギー事情はじめ関西圏のエネルギー供給構造などの状況を示し、関西圏の原子力依存度は五四%などと解説。討論のなかで太田大阪府知事は、大阪の電気が福井県に多くを頼っていることについて、「そのことを住民がどれだけ知っているのか。生活を支えてくれている地域の人たちに対する意識を持つべき」との考えを示し、消費地域と供給地域の相互理解の必要性を述べた。

また栗田福井県知事は、供給地域の立場から「原子力を正しく理解をしてもらいたい」として国に一層の取り組みを求めた。平沼経済相は「国として説明責任を果たしたい」とし、今後もエネルギー国民会議を全国的に展開していく意向を示した。


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