[原子力産業新聞] 2003年3月27日 第2179号 <3面>

[米NRC] ノースアナ1・2号機、サリー1・2号機で認可更新

 米原子力規制委員会(NRC)は20日、ヴァージニア州で稼動するノースアナ原子力発電所1、2号機およびサリー原子力発電所1、2号機の運転認可を20年延長すると発表した。

 両発電所を操業するヴァージニア電力会社は、これら4基の既存の認可がそれぞれ2018年4月と2020年8月(ノースアナ1、2号機)、および2012年5月と2013年1月(サリー1、2号機)であることから、2001年5月に認可の更新申請書をNRCに提出した。

 これを受けてNRCは、既存の認可40年に加えて20年間操業した場合の環境影響声明書、安全性評価報告書を審査し、昨年11月と12月には「問題なし」との結果を報告。また、昨年末には独立の立場の技術専門家で構成されるNRCの諮問委員会が更新の立場を表明していた。


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