[原子力産業新聞] 2003年4月10日 第2181号 <7面>

[原子力安全・保安院] 高燃焼度化で原子力2委に諮問

 原子力安全・保安院は2日、昨年8月21日に関西電力から申請のあった大飯発電所の原子炉の設置変更について原子力安全委員会及び原子力委員会に諮問を行った。

 関西電力は、大飯発電所1号、2号、3号機及び4号機の燃料集合体の最高燃焼度を現行の4万8000MWd/tから5万5000MWd/tとする高燃焼度燃料を採用し、それに伴いウラン235濃縮度、ガドリニア濃度の変更などを行うとしている。また、1号機及び2号機のイオン交換器廃樹脂の処理方法の変更を行う計画としている。


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