[原子力産業新聞] 2003年5月22日 第2186号 <4面>

[東京電力] ロボットASIMO 「実務担当」を研究

 東京電力の柏崎刈羽原子力発電所では、昨年5月、ホンダ製の二足歩行ロボット「ASIMO」(=写真)を「採用」、サービスホール(PR館)の受付ロビーで、同原子力発電所全体の概要を身振り手振りで説明するなど、人気を呼んできた。東電では11日付でASIMOを「異動」させ、今後1年間かけて、同発電所内の設備巡視や点検などで、固定カメラでは見えにくい部分をASIMOのカメラで中央制御室から監視したり、熱や放射線の測定に利用できないかどうか、同発電所でのASIMOの「実務」担当の可能性を研究することになった。


Copyright (C) 2003 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.