[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <1面>

[柏崎市] 住民説明会 平沼経済相も出席へ

 平沼赳夫経済産業大臣は3日の閣議後会見で、6日に新潟県を訪れることを表明、担当大臣として、地元に不安を与えている事に対し陳謝する考えを示した。

 6号機を除く6基が停止している東電・柏崎刈羽原子力発電所の地元である柏崎市と刈羽村において、経済産業省は地元説明会の開催を6日(柏崎市)、8日(刈羽村)、19日(柏崎市)の計3回予定している。

 会見で平沼経済相は、このうち6日開催の説明会および、柏崎市と刈羽村の議会において、「これまで地元の皆様方にご迷惑をおかけしてきたことについておわびを申し上げるとともに、今後国として、きちんと安全確保を行い、結果について理解を得るための努力を続けていくことについて、私の決意をお伝えする」と表明。また、平山新潟県知事、西川柏崎市長、品田刈羽村村長とも会談することも明らかにした。

 一方、県内の全原子力発電所が停止している福島県について平沼経済相は、「必要なしかるべき時に訪問させていただいて、しっかりとご説明をさせていただき、また、ご迷惑をおかけしたことについては、エネルギーの担当の責任者としてやはりおわびをしなければいけないと思う」とした。


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