[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <3面>

[仏コジェマ] 米の処分場計画で支援契約獲得

 アレバ・グループのフランス核燃料公社(COGEMA)は5月21日、米エネルギー省(DOE)がネバダ州ユッカマウンテンで進めている高レベル放射性廃棄物最終深地層処分場計画で放射性廃棄物取り扱いシステムの設計支援契約を獲得したと発表した。

 声明によると、この契約は処分場計画の管理・運営を担当しているベクテルSAIC社から請け負ったもので、契約総額は4年半の期間に2970万ドル(約35億円)ほど。HLWの受け入れと埋設までの準備が行われる処分場の地上施設について設計支援を行うことになる。COGEMAはこのプロジェクトのチーム・リーダーとしてフラマトムANP社やコジェマ・エンジニアリング社、トランスニュークリア社、およびパッケージング・テクノロジー社の作業を統括していく予定だ。


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