[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <5面>

[原産] 「原子力発電開発の動向」2002年版を刊行

 日本原子力産業会議はこのほど、「世界の原子力発電開発の動向――2002年次報告」(=写真)を刊行した。

 今回の調査は世界28か国・地域の65の電力会社等から得たアンケートの回答などに基づき、2002年末現在のデータを集計。この1冊で日本語版、英語版を同時掲載、利用度を高めた。

 同報告では、世界の昨年1年間の動向を中心にまとめているほか、原子力発電所の設備容量や発注数の推移、運転経験をはじめ、炉型別の原子力発電所設備容量、世界のMOX利用の現状、主な核燃料サイクル施設などを図表を取り入れて詳しく紹介。また、国や地域の地図を豊富に盛り込み、運転中から閉鎖までの原子力発電所の立地点が一目でわかるよう工夫されている。さらに、国・地域別発電所ごとに出力、炉型、発注・着工・臨界・営業運転の各年、所有者、運転者、主契約者、アーキテクト・エンジニア、供給者等を一覧表にしているほか、各発電所の住所やホームページアドレスも網羅。

 A4判、195頁。定価(消費税、送料込み)は、原産会員4600円、会員外9200円。申込み・問合せは原産・情報調査本部(電話03―5777―0754、FAX03―5777―0758、Eメールkanko@jaif.or.jp )まで。なお、同報告の概要は原産ホームページに掲載。


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