[原子力産業新聞] 2003年6月5日 第2188号 <5面>

仏から日本にむけ出港 8回目の返還輸送ガラス固化体144本

 電気事業連合会および、東京、中部、関西、四国、九州の各電力は2日、第8回返還ガラス固化体を積んだ輸送船「パシフィック・スワン号(約5000トン)」が、フランス時間の4日、仏・シェルブール港を出航することを明らかにした。

 今回返還されるのは、TN28VT輸送容器(全長約6.6メートル、外径約2,4メートル、総重量約112トン)6基に納められた、ガラス固化体144本。

 そのうち、関西電力が76本、東京電力が28本、中部電力が20本、四国電力が10本、九州電力が10本となっている。


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