[原子力産業新聞] 2003年6月26日 第2191号 <3面>

[英BNFL] 米国の3基で保守点検契約獲得

 英国原子力燃料会社(BNFL)は5月22日、米国のテネシー峡谷公社(TVA)がテネシー州で所有・運転する原子炉3基に取り替え用燃料と保守点検サービスを提供する契約を獲得したと発表した。

 対象となるのはTVAのセコヤー原子力発電所1、2号機(各118万キロワット級PWR)およびワッツバー原子力発電所(121万キロワット、PWR)で、2004年から08年までに9回予定されている計画停止期間中に作業を行う。BNFL傘下のウエスティングハウス社が設計したこれら3基については、両社はすでにスペア部品の提供契約を五年間延長することで合意に達しており、BNFLが獲得した契約の総額は今回の燃料・点検サービス契約と合わせて約7000万ドルに達している。


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