[原子力産業新聞] 2003年9月4日 第2200号 <2面>

[原産] 原動研が「年会」を開催

 日本原子力産業会議の原子動力研究会(会長・大山彰東京大学名誉教授)は8月28日、東京・港区の原産会議室で第39回年会を開催、会員ほか90名が参加した。

 大山会長は開会挨拶で、「過去、7500名以上が原動研に参加し、人材養成に貢献した。若手技術者による技術の継承とさらなる発展が大切」と述べ、同研究会の今後の活動に期待を表明した。

 この後、8つの研究グループが日頃の成果を発表したのに続き、石田寛人・東京大学生産技術研究所客員教授(=写真)が「チェコから見た日本の原子力」と題して特別講演を実施。前チェコ大使としての経験と知識を背景に、同国の原子力の現状説明や、歴史、文化、政治などについての解説を行った。


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