[原子力産業新聞] 2003年10月2日 第2204号 <2面>

[北海道電力] 泊1号出力が一時低下

 9月26日午前4時50分ごろ北海道で発生した、「2003年十勝沖地震」(震度6弱、マグニチュード8.0)の影響で、北海道電力の泊発電所1号機(PWR、57万9000キロワット、=写真)の出力が4時56分、自動的に55%まで低下した。

 北電では、直ちに発電所内を点検し、異常のないことを確認。同炉は9時20分、出力100%に復帰して、現在も順調に運転を続けている。

 なお地震の発生に伴い、北海道内では停電が発生したが、同日21時13分をもって全て復旧している。


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