[原子力産業新聞] 2003年10月16日 第2206号 <3面>

[米・DOE] 2008年にオークリッジ浄化終了

 米エネルギー省(DOE)は9月30日、テネシー州オークリッジサイトの浄化を促進し、健康リスクの削減を目指す業務契約をベクテル・ヤコブス社と締結した。5年間で18億ドルにインセンティブ料金をプラスした同契約は、10月1日に発効する。

 「これでオークリッジの浄化作業を2008年までに完了できる」と、エイブラハムDOE長官は同契約締結を歓迎している。

 この契約の内容は、@2008年9月末までにガス拡散工場跡地の浄化作業を完了A2005年9月末までに全ての低レベル廃棄物を処理・処分B2006年9月末までにメルトン・バレー区域の浄化作業の完了C2008年9月末までに残りの浄化プロジェクトをすべて完了――など。


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