[原子力産業新聞] 2003年10月30日 第2208号 <2面>

[原文振] 原子力の日記念シンポを開催

 日本原子力文化振興財団は、23日、東京有楽町の朝日ホールで、「いま、日本にとってエネルギー・原子力とは」と題して第40回「原子力の日」記念シンポジウムを開催した。約450名が来場、講演とパネル座談会に聴き入った。

 オープニングで秋元勇巳理事長は、「原子力は基幹電源だが、最近の様々な事件、事故によりその信頼が揺らいでいる。これを払拭すべく産業をあげて努力しているが、我々も新しい原子力の文化を根付かせるため一層努力したい」と挨拶。

 続いて作家の石川英輔氏が、「日本人の生活とエネルギーの歴史」をテーマに講演。現代の社会がいかにエネルギーを浪費しているかを挙げながら、節約生活の必要性を指摘した。

 会は引き続きパネル討論に移り、@この夏の関東圏の電力危機をどう考えるかA日本のエネルギー事情と原子力発電の意義B原子力の信頼をどう回復するか――などをテーマに、活発な意見交換が行われた。


Copyright (C) 2003 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.