[原子力産業新聞] 2003年11月13日 第2210号 <2面>

[米・DOE] 水素技術で教育活動

 米エネルギー省(DOE)は、この度、水素・燃料電池技術の将来見通しについて、全国の理科系学生に対して教育活動を開始することを発表した。

 DOEは現在、自動車業界、エネルギー業界等と協力して水素燃料電池技術の開発および市場への導入のために取り組んでおり、一方、産業界および教育機関も自動車・ビル等への新しい燃料電池技術の研究を実施中である。

 ブッシュ政権は、今後五年間に17億ドルを水素自動車フリーダムカーの研究予算と水素燃料計画に投資し、クリーンな水素燃料自動車の開発で世界をリードしたい考え。今回のDOE教育活動は、この計画の一環として開始された。


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