[原子力産業新聞] 2003年11月27日 第2212号 <3面>

[フランス] 首相がカダラシュを訪問

 ITER受入れ計画推進のために、フランスのJ・P・ラファラン首相がC・エニュレ研究大臣と共に17日、仏原子力庁(CEA)のカダラシュ原子力研究所を訪問した。

 フランス側は、カダラッシュで蓄積した原子力研究経験と、国際チームとの運用経験を強調している。同施設には47億ユーロを10年間にわたり投資、20年間の運転に48億ユーロを投じており、ラファラン首相は、同研究所が世界最大規模の科学協力プロジェクトだと強調した。

 欧州委員会とEU加盟国によるITERサイトの選定は、11月27日に行われる。


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