[原子力産業新聞] 2003年12月4日 第2213号 <1面>

[経産省] エネ長期需給見通しに2030年目標設定

【11月28日共同】経済産業省は、総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)需給部会を12月に開き、将来のエネルギー需給目標を数値的に示す「エネルギー長期需給見通し」の改定作業に着手、2030年度の目標を新設する方針を明らかにした。

 01年7月に策定した現在の長期需給見通しは、目標を2010年度に設定しているが、燃料電池や原子力発電所建設、分散電源の普及など、技術開発や準備に時間がかかる分野が多いため、10年度とは別に、より長期を見据えた目標の設定が必要と判断した。


Copyright (C) 2003 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.