[原子力産業新聞] 2003年12月4日 第2213号 <3面>

[米・DOE] 「原子力2010計画」で官民協力推進

 米エネルギー省(DOE)のエイブラハム長官は、11月21日、「原子力2010計画」の次の大きなステップとして、新規原子力発電所の許認可取得作業を、DOEと原子力発電会社が協力して行えるよう、民間からの正式の申請を期待すると発表した。この共同作業には、新規原子力発電所建設・運転の一段階制許認可の申請と、改良型第3プラス世代設計の認証が含まれている。この設計には、安全性の大幅な強化や設計の簡素化がなされており、建設・運転費を大幅に削減できると期待されている。


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