[原子力産業新聞] 2003年12月11日 第2214号 <3面>

[フランス] 河川氾濫で原子力4基停止

【パリ4日共同】フランス南部のマルセイユを中心に1日から続いた豪雨のためローヌ川などがはんらん、フランス公共ラジオによると、4日未明までに5人が死亡、住民約1万人が避難した。南東部ドローム県をはじめローヌ川沿いの原子力発電所計4基も3日、洪水に備えて運転を停止した。

 フランス南部は2日に24時間で300ミリの豪雨が降るなどして各地で洪水が発生した。南部では昨年9月に集中豪雨で24人が死亡している。


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