[原子力産業新聞] 2003年12月18日 第2215号 <6面>

[原子燃料工業] 東海、熊取事業所の能力を拡張

 原子燃料工業は東海事業所および熊取事業所のウラン貯蔵能力、成型処理能力などを増強する。

 東海事業所は、酸化ウラン粉末などを貯蔵する原料貯蔵設備の最大貯蔵能力を現在の約114トンUから約269トンUにするとともに、燃料棒、集合体などの貯蔵能力も増強。ウラン成型施設の最大処理能力も年間200トンUから250トン年Uに増強する。このため約1000平方メートルの加工工場を増築、設備投資は約7億円、来年12月に完成の予定。

 熊取事業所では原料貯蔵設備の最大貯蔵能力を約138トンUから約210トンUにするとともに、燃料棒、集合体の貯蔵能力を増強する。設備投資は約6億円で06年4月に完成の予定。


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