[原子力産業新聞] 2004年2月5日 第2221号 <2面>

[原子力委員] 「お祝いの会」開かれる

 藤家前原子力委員長が米エネルギー省(DOE)から感謝状を受け、また、藤家基金が設立されたことを祝って、1月29日、東京・港区青山で「お祝いの会」が開催された。

 感謝状は、藤家前原子力委員長が日米原子力協力の促進に貢献したことを高く評価し、昨年11月、エイブラハム米DOE長官から送られた。藤家基金は、藤家前委員長の功績を記念、更なる両国の協力関係強化を期待して設立されたもので、米DOEの費用負担で日本から年間2名の若手原子力研究者を一年間、DOEアイダホ工学環境国立研究所(INEEL)に招き、米国研究者と共同で先進燃料サイクル(AFCI)と第4世代原子炉の開発に関連した研究等を行うというもの。

 お祝いの会では、来日したジム・レークINEEL所長代理が感謝状の説明を行ったほか、多くの関係者が祝福の言葉を述べ、和やかに歓談した(写真=左から藤家夫妻、ネルソンジーン米国大使館DOE代表、レーク所長代理)。


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