[原子力産業新聞] 2004年2月12日 第2222号 <1面>

[東北電力] 東通1号で安全協定

【5日共同】東北電力が青森県東通村に建設中の東通原子力発電所1号機(BWR、110万kW)について、東北電の幕田圭一社長と青森県の三村申吾知事、東通村の越善靖夫村長が5日、青森市内で、施設への立ち入りや原子力発電所が放出する放射性物質の管理などについて定めた安全協定に調印した。

 同時に調印した協定の細則では、発電所の運転や保守の状況などを毎月報告するよう東北電に求めており、県原子力安全対策課は「全国の原子力発電所と比べ報告の頻度が高いのが特徴だ」としている。

 東通原子力発電所1号機はことし9月に燃料を初装荷し、試運転を経て来年7月に運転開始の予定。


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