[原子力産業新聞] 2004年4月15日 第2231号 <2面>

[電源開発と青森県大間町] 財政支援は3億円で合意

 電源開発と青森県大間町は9日までに、計画中の大間原子力発電所の運転開始延期に伴う財政支援額を3億円とすることで合意した。これは、建設期間中の現地事務所から排出される一般廃棄物の処理費用と、交通増に伴う町道整備費として、電発が総額3億円を2004、05年度に財政支援するもの。

 大間原子力発電所の運転開始が04年度から12年度まで延期され、固定資産税などが減収となったことで、大間町は3月2日、この延期期間中の財政支援を行うよう求めたが、電発側は支援を04、05年度の2年間に限定して協力することで合意した。


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