[原子力産業新聞] 2004年4月15日 第2231号 <2面>

[人事] 日本経団連副会長に勝俣東電社長が内定

【12日共同】 日本経団連は12日、新副会長に住友化学工業の米倉弘昌社長、日本郵船の草刈隆郎会長、東京電力の勝俣恒久社長の3氏を内定したと正式に発表した。5月27日の定時総会で選任する。

 退任は槙原稔三菱商事取締役相談役、香西昭夫住友化学工業会長、樋口公啓東京海上火災保険相談役の3人。

 奥田碩日本経団連会長は同日の記者会見で「原子力発電所問題は一応決着し、夏場の消費者にご迷惑をかけることもないと聞いた。企業倫理も今後、十分注意していかれる」と述べ、東電の1年8か月ぶりの副会長返り咲きに問題はないとの考えを示した。


Copyright (C) 2004 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.