[原子力産業新聞] 2004年4月15日 第2231号 <3面>

[台湾電力] 低レベル暫定貯蔵施設を建設

 台湾電力は、蘭嶼島にある低レベル放射性廃棄物貯蔵施設を移転するという2002年に政府が打ち出した方針に従い、国聖原子力発電所と金山原子力発電所の2か所に、暫定貯蔵施設を建設、蘭嶼島への廃棄物搬入を中止する。新貯蔵施設は、合計4万本のドラム缶を収容できる。

 台湾原子力委員会は今年1月、台湾電力の低レベル廃棄物処分計画を承認、現在、処分場サイトを探している。サイトが決まれば、処分場は2013年に完成する見込み。


Copyright (C) 2004 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.