[原子力産業新聞] 2004年4月15日 第2231号 <5面>

[東京電力] 柏崎刈羽1号機が発電再開

 2002年9月より第13回定検を実施している、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所1号機(BWR、110万kW)は8日午前0時51分、発電を開始した。東電では、今後は定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能検査を受け、5月上旬頃に定検を終了する予定だ。

 今回の定検において、東電では燃料集合体の取り替えといった通常の作業に加え、(1)シュラウド健全性検査において発見された13か所のひび割れうち、中間部胴溶接線(H4)の内側近傍1か所、外側近傍3か所についての補修A配管溶接部の超音波探傷検査により発見された配管の継手26個のひびの、配管取替工事――を実施している。


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