[原子力産業新聞] 2004年7月22日 第2244号 <1面>

[九州電力] 高燃焼度核燃料の使用了解

【15日共同】九州電力は15日、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所1号機と2号機(いずれも加圧水型軽水炉)での高燃焼度燃料の使用について、佐賀県と玄海町の事前了解を得たと発表した。

同社によると、高燃焼度燃料はウランの濃縮度を現行の約4・1%から約4・8%に高めることで使用期間が長くなり、使用済み燃料の発生量を2割程度抑えられる。

同燃料使用に伴う原子炉内設備の交換についても同日、県と町の了解を得た。国の許可はすでに下りており、1号機は本年度、2号機は2007年度の定期検査に合わせて使用を始める計画。


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