[原子力産業新聞] 2004年7月29日 第2245号 <2面>

[九州電力] 「問合わせ窓口」を設置

九州電力が玄海発電所3号機(PWR、118万kW、=写真左)で実施を予定しているプルサーマルに関連して、同社は26日、プルサーマル理解活動における「問合わせ窓口」を設置すると発表した。

「プルサーマルの必要性や安全性について、地域の皆様の疑問や不安などに対し、1つひとつ丁寧に説明していくことが重要」との考えの下、玄海町住民が九電に対して疑問や不安を投げかけやすいように設置するもので、具体的には地元に縁の深い発電所関係者40名からなる「地区担当」(問合わせ窓口)を、玄海町各地区毎に配置。寄せられた疑問・質問等について、玄海発電所から住民へ説明を行う形式で対応がなされる。

九電はまた、玄海町周辺の住民に対しても「よりきめ細やかな対応が出来るように」との方針から、問合わせ窓口業務を含む理解促進活動専任の「原子力広報グループ」を、同社唐津営業所に8月1日より設置することも、併せて明らかにしている。


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