[原子力産業新聞] 2004年7月29日 第2245号 <4面>

[セイコー・イージーアンドジー] ポータブル核種分析システム発売

セイコーインスツルメンツの関連会社であるセイコー・イージーアンドジー(本社=千葉県松戸市)は20日、高純度ゲルマニウム半導体検出器を搭載したポータブル核種分析システム「Detective//Detective−EX」の国内販売を開始した。

同製品は、多発する国際テロを契機に世界的に重要性が高まっているホームランドセキュリティーを念頭に、米アメテック社(AMETEK Inc.)オルテック(ORTEC)事業部が開発、製造。空港や港湾などで、海外から不正に持ち込まれる放射性物質を検出するのが目的。

価格は、「Detective」が1300万円から。「Detective−EX」が1600万円から。年間10台の販売を見込む。


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