[原子力産業新聞] 2004年8月19日 第2247号 <2面>

[エネルギー環境Eメール会議] エネ戦略でシンポを開催

エネルギー環境Eメール会議(EEE会議)主催シンポジウム「エネルギー国家戦略と原子力――日本の選択」が今月25日、東京・千代田区大手町の経団連会館で開催される。エネルギー問題を巡る様々な国際的要因と国内的要因とを総合的かつ戦略的に分析・把握し、その上で日本のエネルギー政策のあり方と、原子力が果たすべき役割や可能性について議論し、バランスの取れたエネルギー・原子力政策の確立に貢献するのがねらい。

第1部(講演)と第2部(パネル討論)で構成。講演は、森本敏・拓殖大教授「日本のエネルギー戦略――現状の問題点」、十市勉・日本エネルギー経済研究所常務理事「最近の国際エネ情勢と日本のエネ政策」。パネル討論には、秋山昌廣氏(シップ・アンド・オーシャン財団会長)、江畑謙介氏(軍事評論家)ほかが参加。参加申込みは、電子メールで同会議(kaigi@eeecom.jp)まで。

EEE会議は、電子メールを媒体としてエネルギー、原子力、核、環境問題等現代の重要課題について自由な立場で意見・情報交換を行なうことを目的に、3年前に金子熊夫氏(エネルギー戦略研究所長、元外交官、元東海大教授)が創設した市民団体。現在は政、官、財、言論界から、いずれも個人の資格で350名が参加している。(URL= http://www.eeecom.jp/)


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