[原子力産業新聞] 2004年8月26日 第2248号 <2面>

[中国電力] 神社所有地の売却を承認

【20日共同】中国電力が山口県上関町に計画している上関原子力発電所の建設予定地に地元の神社「8幡宮」(宮成恵臣宮司)が所有する山林について、神社本庁(東京)は20日、八幡宮が申請した同電力への売却を承認した。

八幡宮は今後、土地の処分を10日間公告し、さらに1か月後に売却する見通し。

山林は上関原子力発電所1号機の炉心予定地を含む約10万平方メートル。中国電力はこの山林が未取得のため、原子炉設置許可申請に必要な地盤などの詳細な調査を実施できなかった。


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