[原子力産業新聞] 2004年9月9日 第2250号 <3面>

[ウクライナ] ウクライナR4が燃料装荷

【9月1日=キエフ松木良夫】在ウクライナ日本国大使館が整理した情報によると、8月8日に運開したもの技術的理由により運転を停止していたフメリニツキー原子力発電所2号機(K2)が、19日、電力供給を再開した。

また、建設中の原子力発電所ロブノ4号機(R4)については、8月17日、原子力規制委員会が、稼働を許可し、8月20日、同原子炉への燃料装荷が開始された。約1か月の作業を経て、9月25日から27日頃の運転開始が予定されている。

国営原子力発電公社エネルゴアトムは8月17日、間もなくロシアと電力輸出契約を結ぶ予定だと発表した。トゥルプ燃料エネルギー相によると、ウクライナは月間5億kWHの電力を輸出する能力がある。


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