[原子力産業新聞] 2004年9月30日 第2253号 <3面>

[EU] 「EU独自の核融合炉も」

【ブリュッセル24日共同】欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は24日、国際熱核融合実験炉(ITER)誘致問題をめぐり、日本などとの交渉が11月までにまとまらない場合、EUが独自の実験炉建設を検討する可能性があると語った。

報道官は「EUは11月までに交渉による解決を目指す」としながらも、交渉が不調となった場合には、独自の実験炉建設もEU各国の検討課題になると強調した。報道官はまた、日本、EU、米国など6か国・地域が10月にウィーンで会合を開く方向で調整していると語った。


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