[原子力産業新聞] 2004年11月18日 第2260号 <4面>

[中部電力] 浜岡原子力発電所 ベトナムから研修生6名受入れ

 中部電力は10日、同社の浜岡原子力発電所で、ベトナムの原子力技術者6名の研修を行うと発表した。これは、経済産業省原子力安全・保安院が平成14年度から、アジア諸国とロシア・中東欧諸国の原子力技術者を対象として行っている「原子力発電所安全管理等国際研修」の一環として行われるもの。

 この研修制度は、平成4年度から13年度まで行われた、いわゆる「1000人研修」の後続として、保安院が海外電力調査会に委託して行っているもの。年間45名程度の受入れを行っている。

 今回のベトナムの原子力技術者6名は、11月15日、16日の両日、浜岡原子力発電所で、「原子力安全規制(ベトナム語)コース」のうち、工事計画、使用前検査に関する研修を受ける。内容は、原子力安全規制全般についての基礎的な知識と業務の概要に関するもの。


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