[原子力産業新聞] 2004年11月25日 第2261号 <1面>

[原子力安全・保安院] 「対話の集い」を開催 今年度中に泊と島根で

 原子力安全・保安院は、原子力発電所立地地域住民と新たなコミュニケーションを図る場として「対話の集い」を開催する。

 まず今年度中に北海道泊村と島根県鹿島町で開催、来年度以降も両開催の評価を受けた後、継続を検討する。

 「対話の集い」は公募により選ばれた住民と保安院が定期的に会合を開き、自由な意見交換を重ねながら、相互理解を深めることが目的。会議のテーマや運営方法も参加者の意見をもとに決定、運営方法自体もともに作り上げることを目指す。

 今年度中に泊村、鹿島町とも四回程度の開催を予定、来年2月下旬から3月上旬にはそれぞれシンポジウムも開催する計画。

 ともに20名前後の住民の参加を予定しており、保安院からは原子力安全広報課職員や保安検査官事務所長および保安検査官、オブザーバーとして自治体職員も参加する。


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