[原子力産業新聞] 2005年1月13日 第2266号 <2面>

[エネ調査会] クリアランス制度で報告書 安全委・部会の「再評価」終了受け策定

 総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の廃棄物安全小委員会は12月13日、第14回会合を開催し「原子力施設におけるクリアランス制度の整備について」の最終報告書を了承した。

 この報告書案は今年9月に取りまとめられた。しかし、原子力安全委員会の放射性廃棄物・廃止措置専門部会が今年8月のIAEA安全指針(RS-G-1.7)に対応したクリアランスレベルの再評価を進めていたため、最終報告書はこの再評価を待って決定することになっていた。同部会は、再評価値と指針値に有意な差はないが、国際整合性から指針値の採用が適切、とした報告書を12月9日に取りまとめた。これを受けて今回、廃棄物安全小委員会は一部内容を修正、最終報告書とした


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