[原子力産業新聞] 2005年1月20日 第2267号 <2面>

[仏・アレバ] ロビーサを近代化

仏アレバは12月217日、フィンランドのロビーサ原子力発電所(=写真、VVER、51万kW・2基)の計装制御系(I&C)改良に関する契約を、所有者の国営電力フォータムと結んだと発表した。契約金額は約5000万ユーロ(約67億円)で、工事は今年1月の定検時から行われる。フォータムは、2014年までかけて、同発電所の近代化工事を続けていく予定だ。

ロシア製VVERの近代化について、アレバはこれまでに、スロバキアのボフニチェ原子力発電所、チェコのドコバニ原子力発電所など、12基の工事実績を持つ。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.