[原子力産業新聞] 2005年2月3日 第2269号 <3面>

[米・DOE] 研究炉高濃縮U受入れ期限延長

米エネルギー省(DOE)は、海外の研究炉の燃料に使用される米国籍の高濃縮ウラン(HEU)のうち、約500キログラムを回収する受入れ期限を、2019年5月まで延長すると発表した。当初、受入れ期限は2009年5月とされていたが、延長された理由は、代替低濃縮ウラン燃料の開発が遅れていることによる。

1996年以来、受入れ計画を通じ、27か国で30回の輸送に成功し、6300を超える使用済み核燃料集合体が安全に返却されている。


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