[原子力産業新聞] 2005年2月10日 第2270号 <1面>

[東京電力] 福島第一6号機が原子炉再起動

東京電力は9日午前10時、福島第一原子力発電所6号機(BWR、110万kW)の原子炉を再起動した。

同号機は、定格出力で調整運転中の昨年11月26日、原子炉格納容器低電導度廃液サンプ水の定例分析で短半減期核種が検出され、その後、同核種の濃度とサンプへの流入量に緩やかな増加傾向が見られたことから、12月20日に停止していた。

今後、11日に発電を開始、13日には定格出力に達する予定。

6号機の運転再開により、福島第1原子力発電所の全基停止は、約50日間で終了した。


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