[原子力産業新聞] 2005年2月24日 第2272号 <1面>

[経済産業省] 玄海Puサーマルを安全委に諮問

経済産業省は10日、九州電力玄海原子力発電所3号機へのMOX燃料装荷について、原子力安全委員会に諮問した。

設置変更の概要は、3号機において、燃料集合体193体のうち、MOX燃料集合体を最大48体装荷する。これに伴い燃料取替用水タンクのホウ素濃度を約2500ppmから3100ppm以上に変更。

装荷されるMOX燃料集合体は、従来の17行17列型ウラン燃料集合体と同一構造。最高燃焼度は4500MWd/t、平均プルトニウム含有率は約4・1wt%濃縮ウラン相当以下(含有率約11wt%以下)。


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