[原子力産業新聞] 2005年3月3日 第2273号 <2面>

[文部科学省] 原子力・放射線で初の技術士

文部科学省は2月18日、2004年度技術士第2次試験の結果を発表した。今回、原子力・放射線部門が初めて追加された。

2次試験は、昨年8月7、8日の両日、12の都道府県内の12か所で実施した筆記試験の合格者に対して、12月3日から20日まで東京都で口頭試験を実施した。その結果、総合技術監理部門を除く技術部門で2030名が、総合技術監理部門で1407名が合格した。

技術部門のうち、原子力・放射線部門の受験者は53名で、うち合格者は21名だった。その内訳は原子炉システムの設計および建設8名、原子炉システムの運転および保守4名、核燃料サイクルの技術3名、放射線利用1名、放射線防護5名となっている。


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