[原子力産業新聞] 2005年3月17日 第2275号 <1面>

[青森県] 中間貯蔵検討会 「安全性十分確保」と報告

【14日共同】東京電力などが青森県むつ市に計画している使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性をチェックする同県の検討会(座長=平川直弘・東北大名誉教授)は14日、「安全教育が徹底され、安全対策が確実に実施されるなら、安全性は十分確保できる」とする最終報告をまとめた。

 検討会は15日に三村申吾知事に報告する。三村知事は県議会全員協議会や県民説明会、市町村長会議が開かれた後、立地の是非を判断する。

 最終報告は、施設周辺に活断層がなく地震の大きな影響を受けず、設計上臨界防止がなされ、トラブル時も一般住民に5ミリシーベルト以上被ばくさせないと指摘した。


Copyright (C) 2005 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.