[原子力産業新聞] 2005年4月21日 第2280号 <2面>

[電工会] 加速器専門委を新設 12社が参加

 日本電機工業会は4月1日付で産業用小型加速器懇談会を発展的に解消・改組し、新たに「加速器専門委員会」を設置した。

 同委員会は原子力業務委員会の下部組織として発足。石播、川重、神戸製鋼所、住重、東芝、日立製作所、三菱重工など12社の構成でスタートした。

 05年度はユーザー調査やPRパンフレットの作成に力を入れ、関係官庁への提言活動、広報活動、勉強会、他団体との連携活動なども行う予定。将来は生産統計も検討する。

 加速器は工業、農業・食料、環境、医療など幅広い分野で、その利用が拡大の一途。同工業会はこうした加速器の将来性を見据え、昨年2月に9社で懇談会を設置したが、今回の委員会組織への拡充強化により活動を一層強化する。


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