[原子力産業新聞] 2005年5月19日 第2283号 <4面>

[日本学術会議と原子力関連の39学協会] 原子力総合シンポを開催

 日本学術会議と原子力関連の39学協会共催による「第43回原子力総合シンポジウム」が5月26日、27日の両日、東京都港区六本木の日本学術会議講堂で開催される。今回は、「原子力はエネルギー逼迫・環境保全時代の主役になりうるか」が主調テーマ。26日は、「安全確保とリスクの評価、管理、およびコミュニケーション−原子力安全の視点から」(松浦祥次郎・原子力安全委員会委員長)、「地球規模問題への対応戦略」(茅陽一・地球環境産業技術研究機構副理事長)――の二件の特別講演および、@化石資源の需給と代替エネルギーA地球環境保全――をテーマに講演を行う。27日は、特別講演「原子力政策・持続可能なエネルギー源にするために」(近藤駿介・原子力委員会委員長) および、@原子力は代替エネルギーになりうるかA原子力を見る外部の視点――をテーマに講演するほか、主調テーマによるパネルディスカッションを予定している。

 参加費は無料(ただし資料代5000円、当日会場受付にて)。問合せは同シンポジウム運営委員会(日本原子力学会事務局内・電話03−3508−1261、E-mail symposium@aesj.or.jp)まで。


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