[原子力産業新聞] 2005年6月16日 第2287号 <3面>

[インド] 最大の重水炉タラプール4が送電開始

 インド原子力会社によると、インドで15番目の原子力発電所で、13番目の重水炉(PHWR)となるタラプール原子力発電所4号機(54万kW)が、4日、送電網に接続された。同号機はインドで最大の原子力発電ユニットとなる。

 インド原子力規制局は、同号機の50%出力運転と試験を承認、試験結果にもとづき、出力を段階的に上昇させる。

 タラプール4号機は、2000年3月に着工し、今年3月に初臨界、予定より8か月早く今年8月に商業運転開始の予定。同型のタラプール3号機も完成に近づきつつあり、2006年に商業運転を開始の予定。


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