[原子力産業新聞] 2005年7月21日 第2292号 <1面>

[四国電力] プルサーマル計画申請書を一部変更

 四国電力は、同社が伊方発電所3号機において2010年度までの実施を予定しているプルサーマル計画に関連し、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の採用に係る原子炉設置変更許可申請書の一部補正を15日、経産省原子力安全・保安院へ提出した。

 プルサーマル実施に伴う原子炉設置変更許可について、四電では04年11月に「3号炉におけるウラン・プルトニウム混合酸化物燃料の使用」として申請。今回、申請書の表現の適正化等のために一部補正を行った。主な変更内容は、@核分裂性プルトニウム富化度の上限値について、「プルトニウム含有率」の項目の中に記載していたが、新たに「核分裂性プルトニウム富化度」の項目を起こし記載AMOXを含む新燃料の搬入、装荷、取出し等の移動経路を詳細に記載―など。


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